更新時に見直ししないと保険料払い過ぎの恐れが

自動車保険は通常1年たてば更新しなければなりません。

複数年の契約期間の自動車保険もありますが、基本的には契約期間は1年間です。

毎年更新しなければならないのでちょっと面倒に感じますが、実はこのことが自動車保険のメリットでもあるのです。

実際に更新時期になれば毎年一括見積りで各社の保険料を比べ、1年ごとに一番保険料が安いところに切り替えているという方も居られるようですが、このようにちょうど1年という区切りが自分の任意保険の見直しの機会になるからです。

任意保険はそのしくみ上家族構成が変ったり運転者の年齢が変ったりすると、それに応じた加入条件の変更が必要になります。

例えば、車を運転していた結婚などで独立すれば、運転者限定を「家族限定」から「夫婦限定」にする必要がでてきますし、年下の妻の年齢が26歳になれば年齢条件を「21歳以上補償」から「26歳以上補償」にする必要があります。

このような加入条件の変更をうっかり忘れていると、払わなくても良い保険料を余分に支払うことになってしまいます。

ですから、年に1回の任意保険更新は、このような加入条件の見直しのちょうど良い機会になるのです。

もし、ディーラー任せで加入した任意保険を長年そのままで更新し続けているのなら、加入条件の面で保険料の払いすぎになっている可能性があります。

是非次回の更新時に年齢条件や運転者限定などの加入条件を今の家族の状況と照らし合わせて見直しをして見ましょう。

また、任意保険の更新は、保険料のより安い保険会社に切り替えるチャンスでもあります。

上で紹介したように毎年保険会社の切り替えをするということまではしなくても良いかもしれませんが、せめて数年に一回くらいは無料一括見積りを利用して、現在の家族の状況でどの保険会社が一番安くなるのかをチェックしてみるのが良いでしょう。

自動車保険は、各保険会社が共通のデータベースで等級などの基本データを共有しており、保険会社を乗り換えても等級などの基本データは保険会社間で引き継がれることになっています。

保険会社が変ったからまた最初の6等級からやり直しということにはなりません。

つまり、任意保険というのは、1年ごとに各保険会社が顧客の取り合いを行っている業界であるといっても良いでしょう。

このように顧客が保険会社を切り替えることが前提になっているのが自動車保険ですから遠慮など要りません。

1円でも10円でも安ければその安い保険会社に切り替えできるし、そのようなしくみになっているのが自動車保険なのです。

自動車保険をこのように自由に選べるようになったのは、まさに1998年の自動車保険自由化の恩恵だと思います。

現在自動車保険を販売している保険会社は20社を超えますが、このように様々な特徴を持つ多くの自動車保険の中から自分にあった保険を選べるようになったのは本当にありがたいことだと思います。

しかも、無料一括見積りという、自由化後の自動車保険選びにうってつけのサービスも普及してきました。

我々消費者としては、このような自由化の恩恵を大いに享受するべきでしょう。